- 2022/02/08
- 2022/03/03
☞【オールコックの賭け!】『幕末日本と対外戦争の危機』(保谷徹、2010年)<後編>
こんにちは。 今回ご紹介しますのは、前回に引き続きまして、『幕末日本と対外戦争の危機』(保谷徹、2010年、吉川弘文館)です。 数々の外国人排斥事件を経て、幕府は「国民の反対」を理由に横浜鎖港を要求します。 しかし、幕府の運動への関与を疑い出したイギリスは、対 […]
こんにちは。 今回ご紹介しますのは、前回に引き続きまして、『幕末日本と対外戦争の危機』(保谷徹、2010年、吉川弘文館)です。 数々の外国人排斥事件を経て、幕府は「国民の反対」を理由に横浜鎖港を要求します。 しかし、幕府の運動への関与を疑い出したイギリスは、対 […]
こんにちは。 今回ご紹介しますのは、『官賊と幕臣たち』~列強の日本侵略を防いだ徳川テクノクラート~(原田伊織、2016年、毎日ワンズ)の読書メモです。 戦国時代の話含めて、実にわかりやすかったです。 また、「日本が植民地にならなかったのはパークスが急死したから […]
こんにちは。 今回ご紹介しますのは、「対米開戦時の海軍トップ」についてです。 日米開戦時、海軍の「軍令部総長」は永野修身、「海相」は嶋田繁太郎でした。 一番大事な時期に、彼らがトップだった理由は、「伏見宮に選ばれたから」のようです。 以下、『昭和陸海軍の失敗』 […]
こんにちは。 今回ご紹介しますのは、「戦後日本の復興と中華民国の関係」についてです。 昭和史講義『§15.日本占領~アメリカの対日政策の国際的背景』(井口治夫先生)を参考にさせて頂きました。 戦後日本の復興は、アメリカが日本を「反共の砦」としてファミリーに迎え […]
こんにちは。 今回ご紹介しますのは、『徳川十一代家斉の真実~史上最強の征夷大将軍~』(小泉俊一郎、2009年、グラフ社)の読書メモです。 以下、読書メモ。 幕府権力の絶頂期に君臨した将軍 頼山陽は「日本外史」において、「家斉時代こそ武家政権の絶頂期」と述べてお […]
こんにちは。 今回ご紹介しますのは、「受領と地方社会」です。 988年の尾張国守・藤原元命への訴状である「尾張国郡司百姓等解文」や「今昔物語」の藤原陳忠が言ったとされる「受領は倒るる所に土をつかめ」のフレーズにより、受領には悪役のイメージがありますが、受領は悪 […]
こんにちは。 今回ご紹介しますのは、「平安京の成熟と都市王権の展開」。 古代史講義第10講(国士舘大学文学部准教授、仁藤智子先生)のテーマです。 ほんの15ページの文章にして、平安前期のまとめのようであり、これ以上短く言い表すことなどできないと感じるくらい名文 […]