こんにちは。
今回は、日本史を勉強するうえで、「ベース」となる参考書について紹介したいと思います。
「山川出版社」についてはいろいろ批判をされている方もいらっしゃいますが、
私は「王道」を知らずして、他を語れない、という立場から、
やはり、山川出版社の『詳説日本史研究』をオススメします。

9年ぶりに全面改訂したということで期待をもって購入しました。
このくらいの厚さの参考書、1冊は必要。
だって受験生でしょ。
しかし、明治維新以降については「この本だけ読んでも絶対にわからない」と断言できます。
ですので、明治以降は一般書などをも参考にしてみてください。
→https://nihonshi.me/category/hon/bakumatsu_ishin/
一方、中世の記述は実におもしろいと思います。
関東に比べて近畿地方の方が村掟が厳しいのは、
「荘園だの公領だのが入り組んでいたからこそ住民が団結する必要があったため」
(関東は土地と支配者が比較的入り組んでいないらしい)。
のようです。
現在、京都に住んでいますが、
町内会のことを考えるには室町時代までさかのぼって考える必要があるのか(!?)と、ふと考えてみたりもしました。
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