こんにちは。
今回ご紹介しますのは「1分間日本史1200」(石井貴士、2010年、水王舎)です。
「日本史の勉強を始めよう!」と思った日に買いましょう。
著者も「序論」で説明されていますように、
「用語を知らないと話にならない」のです。
用語を知らないでもそれなりに日本史学習を楽しむことができますが、
それは野球選手が「フライ」という言葉を知らないで野球するようなものです。
ただ、「1200で十分なの?」という疑問も出てくるでしょう。
巷には4000語ある用語集も存在しますね。
でも、最初にやる用語集なんて、この分量で十分と思います。
最終的には、1200では全然足りないのですが、
最初から多過ぎたらイヤになってしまうと思います。
ルールブックを全部覚えないと野球を始められない、とかなったら野球が嫌いになっちゃうでしょ。
そういうのはもうちょっとレベルが進んでからやれば良いのであって、
最初はとにかく最低限の用語さえ覚えれば良いと思います。
用語集に時間を費やすよりは読書した方が良いと思いますしね。
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ただ、1200だからと言って侮ってはいけません。
歴史能力検定の2級か3級で「江戸の青物市場はどこか」(正解は神田)を答えさせる問題がありましたが、この程度は網羅しております。
もっとも、このような一問一答タイプを20回繰り返すだけでは、60点はとれても80点はとれないと思うんですがね・・・。
それをしちゃうくらいなら、20回繰り返すところをせいぜい4回にして、あとは石ノ森マンガでも読んでた方が良いんじゃないかと思います。
いずれにしても、日本史の勉強をしようと思った時点で買ってOKです!
用語を知らないと始まらないので、「初期」に行うべき。
初期に4000語覚える必要はない。「1200」で十分。
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