【試験に役立ちそうなポイント】
★「風神雷神図屏風」…俵屋宗達。
★「舟橋蒔絵硯箱」が本阿弥光悦で、「八橋蒔絵螺鈿硯箱」が尾形光琳。尾形光琳は「紅白梅図屏風」も。ともに江戸時代初期の上方人。
★京都五山(臨済宗)…①天竜寺、②相国寺、③建仁寺(ここに風神雷神図屏風のレプリカがある)、④東福寺、⑤万寿寺(※京都には万寿寺通りという通りがある)。(※南禅寺はその上位。初代僧録は春屋妙葩:しゅんおくみょうは)
『京都歴史さんぽ (ぴあMOOK関西)』(2019年、ぴあ)p34より。
俵屋宗達『風神雷神図屏風』は建仁寺にあるのはレプリカで、ホンモノは京都国立博物館に所蔵。
(ただし、所蔵されているだけで、京都国立博物館に行けば必ず見れるわけではない。)

wikipediaより
これ、せっかく京都に住んでいるので一度は見てみたい。
「風邪に改源」のイメージが強いが。

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京都本はあまた存在するが、この京都本(↑)はすばらしい。
ちなみに、建仁寺は1202年、栄西によって建立。室町五山の第3位。→【こちら】
まさに観光地のど真ん中、祇園。
京都国立博物館は、東山七条。→【こちら】
作者の俵屋宗達は江戸時代初期の人物。
この時代は当然ながら、文化レベルは「上方>江戸」というのが頻出。
本阿弥光悦、尾形光琳ももちろん上方の文化人として覚えておきたい。