こんにちは。
今回、ご紹介しますのは「風神雷神図屏風」についてです。
京都国立博物館の宣伝に使われているので、てっきり京都国立博物館に行けば見られるものかと思っていましたが、必ずしも見ることができるわけではない、ということがわかりました。
建仁寺にあるのは「レプリカ」だそうです。
→→2021年7月24日~9月12日、京都国立博物館で展示!!
以下、『京都歴史さんぽ (ぴあMOOK関西)』(2019年、ぴあ)を参考に、試験に出そうなポイントをまとめてみました。
★「風神雷神図屏風」…俵屋宗達。
★【紛らわしいポイント】
「舟橋蒔絵硯箱」が本阿弥光悦で、
「八橋蒔絵螺鈿硯箱」が尾形光琳。
尾形光琳は「紅白梅図屏風」も作成。
ともに江戸時代初期の上方人。
★【覚えにくいポイント】
京都五山(臨済宗)…①天竜寺、②相国寺、③建仁寺(ここに風神雷神図屏風のレプリカがある)、④東福寺、⑤万寿寺(※京都には万寿寺通りという通りがある)。
※豆腐で有名な南禅寺はそれらの上位。
初代僧録は「春屋妙葩」(しゅんおく みょうは)
建仁寺にある俵屋宗達『風神雷神図屏風』(↓)はレプリカなんですってね…。
(ホンモノは京都国立博物館に所蔵、時々公開)

wikipediaより
これ、せっかく京都に住んでいるので一度は見てみたい。
もっとも、「風邪に改源」のイメージが強いです。

あまた存在する京都本の中でも、こちら(↑)は秀逸。
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ちなみに、建仁寺は1202年、栄西によって建立されました。
室町五山の第3位です。→【こちら】
場所は、まさに観光地のど真ん中、祇園です。
一方、京都国立博物館は、東山七条。→【こちら】
近くには三十三間堂があります。
駐車場も完備されております。
ちなみに、作者の俵屋宗達は江戸時代初期の人ですね。
この時代の文化レベルは「上方>江戸」というのが頻出事項でしょうか。
本阿弥光悦、尾形光琳とともに、覚えておきたいですね。
【追記】2021年7月24日~9月12日、京都国立博物館!

2021年3月18日読売新聞より。
2021年7月24日~9月12日に、京都国立博物館で行なわれる特別展で展示!