~只今、全面改訂中~
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☞【幕末&明治維新】【14冊】

教科書・参考書では不十分なので書籍で補おう。

  • 2022/02/10
  • 2022/02/20

☞【攘夷なんて口実よ】『もう一つの幕末史』(半藤一利、2015年)<前編>

こんにちは。 今回ご紹介しますのは、『もう一つの幕末史』(半藤一利、2015年、三笠書房)です。 半藤先生のことを、「左翼的」と批判するアンチの方もいらっしゃいますが、本書を読んだ限りでは全くそんなこともないと思いました。 そもそも、いろいろな見方があるのが歴 […]

  • 2022/02/09
  • 2022/02/09

☞【公武合体vs尊皇攘夷ではない!】『攘夷の幕末史』(町田明広、2010年)

こんにちは。 今回ご紹介しますのは、『攘夷の幕末史』(町田明広、2010年、講談社現代新書)です。 教科書でも「尊王攘夷」と「公武合体」は対立する概念のように書かれておりますが、 当時の日本人はみな攘夷思想をもっており、 「力をつけてから攘夷」という「大攘夷」 […]

  • 2022/02/07
  • 2022/02/24

☞【幕府と英国が戦争突入?】『幕末日本と対外戦争の危機』(保谷徹、2010年)<前編>

こんにちは。 今回ご紹介しますのは、『幕末日本と対外戦争の危機』(保谷徹、2010年、吉川弘文館)です。 結論から申しますと、 下関戦争は、幕府による「横浜鎖港要求」を封じるためのものでした。 以下、読書メモと雑感です。 <プロローグ> 「下関戦争」とは186 […]

  • 2022/02/06
  • 2022/02/16

☞【臆病者は東寺の塔でも見学しておれ!】『幕末維新に学ぶ現在』(山内昌之、2010年)

こんにちは。 今回ご紹介しますのは、『幕末維新に学ぶ現在』(山内昌之、2010年、中公新書)です。 個人的にはこういう人物評は好きですねー。 マイナーだけどインパクトのある人を扱っている点も良かったです。 作者は歴史学者の山内昌之先生(ご専門は中東)で、続編も […]

  • 2022/02/04
  • 2022/02/04

☞【戊辰戦争を見直す】『戊辰戦争 あくなき薩長の謀略』(星亮一、2017年)

こんにちは。 今回ご紹介しますのは、『戊辰戦争 あくなき薩長の謀略』(星亮一、2017年、文芸社)です。 著者の星亮一先生は東北出身の方です。 それもあってか、とにかく「薩長憎し」です。 その熱量、心意気たるや、すごいんですよね。 今まで戊辰戦争は、「新政府に […]

  • 2022/01/31
  • 2022/01/31

☞【明治維新は正しかったか?】『官賊と幕臣たち』(原田伊織、2016年)

こんにちは。 今回ご紹介しますのは、『官賊と幕臣たち』~列強の日本侵略を防いだ徳川テクノクラート~(原田伊織、2016年、毎日ワンズ)です。 もし明治維新がなければ、日本はずっと遅れたままだった・・・なんて、ずっと思っていました。 大学生の時は「おーい、竜馬」 […]

  • 2021/09/20
  • 2022/02/26

☞【これ1冊で維新通!】『明治維新の「嘘」を見破るブックガイド』(田中聡、2018年)

こんにちは。 今回ご紹介しますのは、田中聡先生の『明治維新の嘘を見破るブックガイド』(2018年、河出書房新社)です。 一言で言いますと、「買い」です。 特に「西郷隆盛」論は必見。 これまで、明治維新は「青春と革命」的な扱いで、「建国神話」ともなっておりました […]