- 2020/07/12
- 2021/01/14
☞【なぜ加賀藩はダメだった?】『幕末雄藩列伝』(伊東潤、2017年、角川新書)
こんにちは。 今回ご紹介しますのは、「幕末雄藩列伝」(2017年)です。 「幕末の雄藩」と言うと、「薩摩」と「長州」を思い浮かべるでしょうか。 しかし、「幕末」の歴史は彼らだけのものではありません。 それぞれの藩が、それぞれの問題を抱えながら、激動の時代を生き […]
教科書・参考書では不十分なので書籍で補おう。
こんにちは。 今回ご紹介しますのは、「幕末雄藩列伝」(2017年)です。 「幕末の雄藩」と言うと、「薩摩」と「長州」を思い浮かべるでしょうか。 しかし、「幕末」の歴史は彼らだけのものではありません。 それぞれの藩が、それぞれの問題を抱えながら、激動の時代を生き […]
こんにちは。 今回ご紹介しますのは、「幕末史かく流れゆく」(2018年)。 中村彰彦先生の書籍は面白いですし、「心に刺さる」んですよね・・・ 幕末史 かく流れゆく (単行本) [ 中村 彰彦 ]価格:1,870円(2020/7/9 18:08時点)感想(0件) […]
【紹介編はコチラ】 「なぜ、外国戦艦に砲撃を加えたその2日後に伊藤博文ら長州ファイブはイギリスへ留学できたのか? 」という視点は教科書オンリーで勉強していたら生まれてこない。 以下、読書メモと雑感。 本書でわかること ★なぜ、萩藩は外国艦船に砲撃を加えておきな […]
端的に言えば、下関戦争は「横浜鎖港要求」を封じるためのものであった。 以下、読書メモと雑感。日本の外交政策史は実に興味深い。 <プロローグ> 当時、日本から英本国に書簡が届くには1ヶ月半から2ヶ月。 海軍本部委員グレイは外務大臣ラッセルに下関戦争自重の訓令を送 […]
安藤優一郎先生。 「我々は結果を知っているから、何が良くて何が悪かったのかがわかるが、その時代においてはそれがわからない。慶喜にも落ち度はあったが、薩長もミスだらけだった。」 以下、他書籍の知見も含めて作成した【まとめ年表】。(西暦年月日はすべて和暦) 第1章 […]
「明治維新に隠された卑劣な真実」と副題が続く。 作者はとにかく「薩長憎し」。 その量、心意気たるや、すごい。 以下、読書メモと雑感。 ★会津藩は徳川慶喜が恭順した以上は戦うべきではないと考えた。 しかし、奥羽鎮撫総督府参謀である長州藩士世良修蔵はあくまで会津攻 […]
幕末の人物評。実に面白い。作者は歴史学者の山内先生(ご専門は中東、イスラム)。続編もアリ。 以下、読書メモと寸評。 ★真木和泉、来島又兵衛 彼らは蛤御門の変の際、52歳と48歳。 来島に至っては反対した高杉を面罵し、慎重だった久坂をひきずるように連れて行き、御 […]