- 2019/05/13
- 2020/03/18
☞【日本人に国民宗教はあるか?】『世界を動かす「宗教」と「思想」が2時間でわかる』(蔭山克秀、2016年、青春新書)【後編】
「七五三」、「成人式」などの行事や、「バチがあたる」なんていう表現は、完全に神道由来。本来、神道は実に自然な形で日本人の生活に根付いてきたものであるが、これが「国家神道」に利用されたことでおかしくなったと思う。 【前編はコチラ】。 以下、読書メモ。 6.寛容の […]
「七五三」、「成人式」などの行事や、「バチがあたる」なんていう表現は、完全に神道由来。本来、神道は実に自然な形で日本人の生活に根付いてきたものであるが、これが「国家神道」に利用されたことでおかしくなったと思う。 【前編はコチラ】。 以下、読書メモ。 6.寛容の […]
こんにちは。 今回ご紹介しますのは、鈴木荘一先生の「明治維新の正体」(2017年、毎日ワンズ)です。 2017年No.1(個人の感想) さて、幕末について皆さんはどのようなイメージを持たれているでしょうか? まさか、 「黒船襲来」→「今の幕府じゃあかんぜよ!」 […]
「やりなおす戦後史」を読んで著者の蔭山先生を尊敬するに至った。 海外に興味がある人は是非ご一読を。世界史を知らなくても、ものすごくわかりやすい。(アメリカのところだけでも知っておいたほうが良い。) 以下、読書メモ。 1.欧米の根っこにある「キリスト教」という行 […]
16世紀末、スペインはフィリピンまで征服していた。 距離的には日本にも到達できたが、当時の日本は武士たちの戦闘能力が高く断念された。 当時、世界の鉄砲の半分が日本にあったとも言われる。 豊臣秀吉による「伴天連追放令(1587年)」および「スペインへの臣従命令」 […]
道長が望月の歌(1016年)を詠んでいる最中にも刀伊は日本へ向かって南下しており、1019年、対馬襲撃。村々は焼かれ、住民は拉致されるか殺害され、牛馬はむさぼり喰われる。命からがら脱出した対馬守の報告により大宰権師・藤原隆家(道長に政争で敗れた伊周の弟)は各地 […]
「白村江の戦」(663年)で勝利するも、唐と新羅は領地の配分を巡り争う。 これが672年「壬申の乱」の背景にある。 作者の茂木先生はカリスマ世界史講師で、「地政学」でも有名【コチラ】。 日本史を勉強している人の弱点としては、「日本だけで世界がぐるぐる回っている […]
こんにちは。 今回ご紹介しますのは、『歴史REAL 日本人の起源』(篠田謙一、山田康弘ほか、2018年、洋泉社)です。 日本人は何か?を考えた時に、「日本人の起源」についても知りたくなり、本書を購入しました。 しかし、受験生はこの分野は深入りしてはいけないとつ […]