
個人的には2017年度No.1の本です。
「黒船が来る」
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「今の幕府じゃあかんぜよ」
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「坂本竜馬たちが奔走」
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「いろいろあったけど江戸城無血開城」
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「さすが日本、平和裏に明治時代」
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「日本は大発展」(!?)
なーんて思っている人は、是非本書を。
また、筆者は年表を重視しておりますが、
歴史を勉強する上で年表は不可欠であることもよくわかりました。

年表を眺めると実は思っていたものの前後関係が逆だったり、遠い思っていたことが近かったりするのですよね。
徳川家斉死亡から倒幕まで26年ですよ。
徳川慶喜の評価は??
ただ、気になるのが徳川慶喜。
この本では徳川慶喜を大絶賛しています。
僕自身は否定的に考えています。
慶喜の母親は公家、と考えるといろいろ腑に落ちますが。【コチラも】
でも、「どっちが正しいか?」などは歴史を強するにあたって問題ではないでしょう。
そんなものは見る人によっていくらでも変わります。
むしろ、大事なのは事実であり、事実の集積こそが年表。
ちなみに、徳川慶喜に最期までお供した板倉勝静は、「慶喜と行動を共にしたことを後悔している」と言い残しました…。
【ブレーンである原市之進暗殺以降、精彩を欠くという話も。コチラ】
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明治維新の正体 [ 鈴木荘一 ]価格:1,620円 (2019/5/12 16:25時点) 感想(5件) |