- 2019/05/05
- 2021/04/17
『古事記99の謎』(山田有司、2014年、彩図社)
個人的には、古事記は、史実として取り入れるでも、目の敵にして抹殺するでもなく、「神話」として大事に扱えば良いと思う。 戦前は古事記が日本史の冒頭だったと言う。そして、学生は天皇を順番に覚えた。 近年、「古事記」礼賛ブームが来ているが、ちょっと多過ぎなような気も […]
個人的には、古事記は、史実として取り入れるでも、目の敵にして抹殺するでもなく、「神話」として大事に扱えば良いと思う。 戦前は古事記が日本史の冒頭だったと言う。そして、学生は天皇を順番に覚えた。 近年、「古事記」礼賛ブームが来ているが、ちょっと多過ぎなような気も […]
こんにちは。 今回ご紹介しますのは、神野正史先生の「世界史劇場 日清・日露戦争はこうして起こった」です。 日清戦争、日露戦争が今一つわからない、という方はもしかすると世界史方面から勉強すると良いかも知れません。 著者は世界史のカリスマ講師ですけど、この時代は世 […]
「日本史出るとこ攻略法」の石黒先生。20年分の入試問題のデータをパソコンに入力して研究しているという。 この本に出会ったのは試験勉強のだいぶ終盤であったが、近現代に突入する一番最初に読みたかった。買っても良いと思った。 『詳説日本史研究』を読むにはまだちょっと […]
「青島ビール」と「バームクーヘン」の由来が妙に頭に残った。 (※第1次世界大戦で日本が青島に出兵。ここで青島ビールとドイツ軍が残していたバームクーヘンの技術が日本に導入された。)【コチラも:イギリスは日英同盟に基づく日本の参戦を回避しようとしていた】 大正時代 […]
承久の乱をもって、鎌倉時代開始 それくらい、この戦とその顛末は重要な意味を持っていると思う。 まず、3代将軍・源実朝は従来より「傀儡説」があったが、政所を充実させ、将軍自らによる政治を実現するなど実態は大きな権力を握っていた。 北条義時ができたのは助言程度。 […]
こんにちは。 今回ご紹介しますのは、故・竹内睦泰先生の「超速!日本文化史の流れ」(2011年)です。 「超速」という言葉の通り、本書は「超速」です。 しかし、「超速」すぎるがゆえに単語の羅列になっている箇所もあり、とても1回読んだだけでは覚えきれません。 よっ […]
こんにちは。 今回ご紹介しますのは、水木しげる先生の「総員玉砕せよ!」(1995年)です。 水木しげる先生 水木しげる先生については、説明不要かもしれません。 朝ドラの主人公にもなりましたね。 僕の世代では「ゲゲゲの鬼太郎」があまりに有名ですが、水木しげる先生 […]