~只今、全面改訂中~
  • 2019/09/09
  • 2021/02/01

☞【幣原外交は対英に関しては必ずしも協調ではなかった。】『§1.ワシントン条約体制と幣原外交』(渡邉公太先生)

昭和史講義『§1.ワシントン条約体制と幣原外交』(渡邉公太先生) 【これまでの教科書的な理解】 ★「ワシントン条約体制=日本は対米7割を主張して会議は紛糾するも、条約は結ばれ、しばらくの間は平和。幣原喜重郎、加藤友三郎。」 ★「幣原喜重郎=対英米協調、対中穏健 […]

  • 2019/09/08
  • 2021/03/13

☞【陸海軍の仮想敵国が違うなんて・・・】『§2-6.戦艦大和とゼロ戦』&『§2-7.敵は米軍よりも陸軍』

★海軍の技術将校であった盛田昭夫、井深大によりSONYは誕生。松下電器も海軍の受注を受けることでステップアップした。 ★陸軍がロシア、海軍がアメリカ、とそれぞれ仮想敵国が異なること自体、国としての統一性がとれていない。 ★陸軍が奇兵隊を原点としているのに対して […]

  • 2019/09/07
  • 2021/04/05

☞『§2-5.真珠湾とミッドウェーの錯誤』(山本五十六)

こんにちは。 今回ご紹介しますのは、「山本五十六」。 太平洋戦争を戦った人物として一番有名なのでしょうか。 小学校の時、図書館においてあった全16巻の人物伝の中に近代を代表して山本五十六だけありました。 しかし、勉強を進めてみると、どうも「英雄」とは違うような […]

  • 2019/09/05
  • 2021/09/04

☞『§2-3.良識派は孤立する』(米内光政・井上成美)

こんにちは。 今回ご紹介しますのは、米内光政と井上成美。 山本五十六とともに、「海軍三羽烏」とも言われますが、 三者三様、という見方が正解でしょうか。 以下、『昭和陸海軍の失敗』(2007年)を参考にさせて頂きました。 【まとめ】 ★米内光政は対中強硬を指揮。 […]

  • 2019/09/04
  • 2021/02/01

☞『§2-2.人事を牛耳る皇族総長』(伏見宮博恭王)

こんにちは。 今回ご紹介しますのは「伏見宮博恭王」。 古代ならまだしも、日本にこんな皇族がいたなんてちょっとビックリしました。 「お飾り」などではなく、リアルに「軍人」なのです。 (それも海軍きっての好戦派!) 地位が高いだけに「厄介」だったことでしょう。 人 […]

  • 2019/09/03
  • 2021/01/25

☞『§2-1.成功体験の驕りと呪縛』(東郷平八郎・加藤友三郎)

東郷平八郎が日露戦争における英雄であることには変わりない。しかし、功労者だけにその精神論的主張が、本来、合理的であった海軍の性質に変化を与えた可能性もある。 一方、加藤友三郎は大正の海軍の代表的人物。自らが「八八艦隊」を推進しながらも、より大きな国益のために軍 […]

  • 2019/09/01
  • 2021/03/13

☞『§1-6.凡庸なリーダーと下剋上の論理(杉山元・瀬島龍三)&§1-7.空気に支配された集団(阿南惟幾・梅津美治郎)

【ひとことメモ】 ★難局にあって無難なリーダーを選択することで最悪の結果を招いてしまうことはしばしばある。日露戦争をテキストとした世代は正直、失敗。教育の問題もある。 ★終戦間際、陸軍はまだ戦えると主張もあり、ひと悶着ある。陸軍の暴走を抑えるために阿南が本土決 […]