こんにちは。
今回ご紹介しますのは、世界史分野にあたりますが、「天才ビスマルクの策謀」(2020年)です。
私が世界史の勉強をしているとき、最も尊敬に値すると感じたの世界史上の人物はビスマルクです。
(日本史上の人物は高橋是清です。)
ビスマルクに関しますと、徹底してフランスを孤立化させることで平和を生んだことはもちろん、
「革命は起こす前に起こす」
という言葉に代表されるような政治姿勢でしょうか。
現在、コロナ禍で政府は散々叩かれておりますが、
もしビスマルクなら11月の連休の時点で一旦、Go Toは辞めにして、その間に一度、病院などの戦力を整えてから、クリスマス以降のかきいれ時にまた再開したでしょうか?
いずれにしても、もうちょっと違う手を打っていたでしょう。
さて、なぜ1914年まで第1次世界大戦が起こらなかったのかと言うと、
「ビスマルクがいたから」で、
なぜ1914年に第1次世界大戦が起こったのかと言うと、
「ビスマルクがいなかった」から
と考えております。
尊敬するビスマルク、そして神野先生の新書と言うことで購入しましたが、入門書としては良いでしょうか。
日本史選択でも世界史の知識があって損はないと思います。
「天才を殺す凡人」をベースにしているのかな?とも思います。
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ビスマルク(1815~1898)は間違いなく天才でしょうね。
普墺戦争でオーストリアを叩かなかったこと、フランスを孤立させたことが、この時代の平和を生んだ要因でしょうか。
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ただ、あくまでも本書は「高校生向け」の本なんですね。
批判的なreviewをされている方もおりますが、「高校生向け」と思えば良いんじゃないでしょうか。はい。
プロイセンが台頭した普墺戦争が1866年。かたや日本では幕末の真っ只中。
同時性の妙を感じるな。
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