~只今、全面改訂中~

☞【コロナ騒動における政治家へのつぶやき・・・】

こんにちは。

「政治話」や「日本人論」は反論を生みやすいので出来れば書きたくないのですが、今ほど書きたいと思ったことはありません。

まず、近現代日本人の国民的気質は、おそらく「我慢強い」ことがあげられるでしょう。

ただ、「3、4発殴られて、窮状を訴えても聞き入れない」となった場合、怒りのボルテージが頂点に達し、とんでもない方向に向かう傾、という指摘もされております。

「米騒動」は1つの例ですが、これが、「全世界を敵に回しても」という発想になってしまったのが太平洋戦争でしょう。

そうならないためには、少々の「ガス抜き」と、今回の「コロナ騒動」に関して言えば、いわゆる「出口を示すこと」が必要なんだろうと思います。

大阪府知事の発表タイミングは実に優れていると感心する一方、政府の動きが常に後手のような気がしてなりません。

(大阪府知事と意見が合うのは同世代だからでしょうか。いずれにしても、今の時点でみんな「かなり」無理して頑張っていると思うだけに、何度も何度も緊急事態宣言を引き伸ばすことで、本来、善良な市民が暴発することが何よりも怖いです。)

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200501/k10012415071000.html

逆に現政権は400億円以上使ってマスク2枚/人を作るという失策が尾を引いていると思います。

きっと頑張っているのでしょうが、どうしても拍手を送れません。

・・・拍手を送れない原因を考えてみた時、どうも首相の「話し方」にも問題があるのではないか、とついつい考えてしまいます。

小柳ルミ子さんも第1回「緊急事態宣言」を酷評しておりますが、本来、「話し言葉」で言った方が良いであろう時に、「書き言葉」で訴えてしまう、官僚独特の言い回しに原因があるのかと思うんですよね。

たとえば首相が連呼していた「削減」という言葉。これ、まず普通の会話ではまず出ないんですよね。

普通に、「減らしていきましょうよ」と言われた方がよっぽど「響く」のではないでしょうか。

「書き言葉」と「話し言葉」の乖離がどうしようもなくなってしまって、何とかしようとしたのが明治時代の人たちだったのだと思うのですが

(そしてそれは尾崎紅葉が「である」という言葉を発明することで、解決に向かった【コチラ】)、

その精神を思い出して、もう一度、国民に「話しかける」ように、一緒にコロナ対策を語りかけて欲しい、と思うのは僕だけでしょうか。

国会議員の給料も問題となっていますが、給料を減らすのは当然として、自分の私財を投げうって対策をしようという政治家はやっぱり今後現れないでしょうね。

今後は社会の激変が予想されますが、「世代別選挙」であったり、「ベーシック・インカム」であったりというものが、よりクローズアップされるのではないか、と期待を込めて思います。

しかし、自民党は非常事態に強いと妄信していただけに、ちょっと失望感たっぷり・・・

これがもっと大変な事態だったら、もっとダメだったんじゃないかと思ったり…。

まずは、密集を避けるためにもネット選挙も解禁ですかね・・・。

とはいえ、今はまだ、「時間稼ぎ」の時期。

5月中旬には何らかが決定して、動きが出るものと信じて、もう少し、耐えましょうか・・・。

【追記】(5/4 緊急事態宣言延長)

途中からしか聞けなかったけど、今日の首相のお話はまあまあ良かったのではないか、と思ったけど、ネットでは総ツッコミ。

【追記】(5/6 1600億円海外支援ニュース)

ダメだ、こりゃ。いよいよ詰んだ。安倍さんも良い時期はあったんだけど、長くやり過ぎた、と思ったりもするのだけど、かと言ってどうすれば良いのかもわからず。

「政治との訣別」というのが最先端なのでしょうか。

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