~只今、全面改訂中~
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昭和史講義

  • 2021/03/15
  • 2021/04/18

☞【松岡洋右がつぶした?】「1941年、日米諒解案」(『満州建国の真実』§9d.)

こんにちは。 今回ご紹介しますのは、「松岡外相がつぶした日米諒解案」についてです。 「日米諒解案」の本国への伝え方について野村吉三郎大使も非難されることがありますが、いずれにしてもこの案件は松岡の横槍によって潰される形となりました。 以下、「満州建国の真実」、 […]

  • 2021/01/27
  • 2021/03/13

☞「1930年、ロンドン海軍軍縮条約と統帥権干犯問題」(『昭和史講義』§4.)

こんにちは。 今回ご紹介しますのは、「ロンドン海軍軍縮条約」とその後の「統帥権干犯問題」についてです。 「ロンドン海軍軍縮条約」 …1930年。浜口雄幸内閣時代。世界的な軍縮の流れに対して結ばれる。海軍は「統帥権干犯問題」を持ち出して対抗。 「天皇機関説問題」 […]

  • 2019/09/23
  • 2021/05/08

☞【国内クーデターの可能性もあった!!】『§14.聖断と終戦の政治過程』(昭和史講義)

★6月8日の御前会議の決定どおり、本土決戦となって東京が危ういとなったら天皇は長野県松代に移動する計画がなされていた。★2つの原爆とソ連参戦、どちらがポツダム宣言受諾に影響を与えたのかという議論がなされるが、松代遷都案が間に合わない可能性や石油が切れたことも一因とされる。★ソ連参戦からポツダム宣言受諾までは連合国が予想していたよりも早かった。★天皇は国内クーデターも起こらないように配慮しなければならなかった。★8月14日、ポツダム宣言受諾、8月15日、玉音放送、降伏文書調印は9月2日。

  • 2019/09/18
  • 2021/03/25

☞【東亜新秩序は後付け理論?】『§9.日中戦争の泥沼化と東亜新秩序声明』(戸部良一先生)

昭和史講義『§9.日中戦争の泥沼化と東亜新秩序声明』(戸部良一先生) 【これまでの理解】 ★中国は「奥地が広い」ため、中国全土を支配できるほどの兵力のない日本軍は点でしか支配することができず、占領地を維持するので精一杯となり、「泥沼状態」となった。 【新たに考 […]

  • 2019/09/10
  • 2022/02/05

☞【政党政治は失望へ】「1913年、第1次護憲運動から1928年、第1回男子普通選挙までdigest」

こんにちは。 今回ご紹介しますのは、「第1回男子普通選挙(1928年)まで」についてです。 ちなみに、「普通選挙法」は加藤高明内閣時代の「1925年」に「制定」されて、「実施」されたのが田中義一内閣時代の「1928年」ですので混同しないで下さいね。 【男子普通 […]

  • 2019/09/09
  • 2021/02/01

☞【幣原外交は対英に関しては必ずしも協調ではなかった。】『§1.ワシントン条約体制と幣原外交』(渡邉公太先生)

昭和史講義『§1.ワシントン条約体制と幣原外交』(渡邉公太先生) 【これまでの教科書的な理解】 ★「ワシントン条約体制=日本は対米7割を主張して会議は紛糾するも、条約は結ばれ、しばらくの間は平和。幣原喜重郎、加藤友三郎。」 ★「幣原喜重郎=対英米協調、対中穏健 […]

  • 2019/08/20
  • 2022/08/25

☞【昭和時代をより深く】『昭和史講義』(筒井清忠ほか、2015年)

こんにちは。 今回ご紹介しますのは、「昭和史講義」(2015年、ちくま新書)です。 内容もさることながら、880円という安値にも驚愕です。 近年、「研究者の研究成果」を横取りするかのような形で、非研究者が「勝手に解釈した本」を出すことが増えております。 また、 […]