- 2020/09/09
- 2021/01/13
☞【スペイン系修道会登場。1596年、「サン・フェリーペ号事件」!】『バテレンの世紀』(渡辺京二、2017年、新潮社)
こんにちは。 今回ご紹介しますのは『バテレンの世紀』第13章。 「伴天連追放令」が出たのが1587年。 「サン・フェリーペ号事件」が起きたのが1596年です。 話は遡って1580年、スペインのフェリペ2世はポルトガル王も兼任することになりました。 しかし、実際 […]
こんにちは。 今回ご紹介しますのは『バテレンの世紀』第13章。 「伴天連追放令」が出たのが1587年。 「サン・フェリーペ号事件」が起きたのが1596年です。 話は遡って1580年、スペインのフェリペ2世はポルトガル王も兼任することになりました。 しかし、実際 […]
こんにちは。 今回ご紹介しますのは『バテレンの世紀』第12章。 良好な関係に見えた秀吉とイエズス会の関係が急転する時です。 九州平定後間もなく、あるちょっとした「事件」が起きたせいで、秀吉は宣教師たちに対して20日以内の退去を命じました。 「伴天連追放令」です […]
こんにちは。 今回ご紹介しますのは『バテレンの世紀』第11章。 天正遣欧使節が日本を発った4ヵ月後、日本国内では大事件が起きました。 それはご存知、「本能寺の変」です。 安土城も燃やされ、セミナリオの院長だったオルガンティーノも逃亡を余儀なくされます。 「本能 […]
こんにちは。 今回ご紹介しますのは『バテレンの世紀』第10章。 畿内巡察を経て九州へ戻ったヴァリニャーノは「あること」を思いつきました。 それこそが、後世に名を残す「天正遣欧使節」です。 天正遣欧少年使節 ヴァリニャーノが日本巡察を終えてインドに帰る際、4人の […]
こんにちは。 今回ご紹介しますのは、『バテレンの世紀』第8章、9章。 ひきつづき、九州と畿内、それぞれの布教の進捗状況を紹介します。 九州では大友宗麟、有馬晴信、大村純忠と言った「キリシタン大名」が誕生しましたが、島津や龍造寺といった「非キリシタン大名」に押さ […]
こんにちは。 今回ご紹介しますのは、渡辺京二先生の『バテレンの世紀』(2017年)の第6章、7章。 九州と畿内の布教がその後どうなったかです。 ザビエルからトルレスに布教長が変わった時代【コチラ】、 九州では付随する貿易を目当てに領民をキリシタンにする領主がい […]
こんにちは。 今回ご紹介しますのは、渡辺京二先生の『バテレンの世紀』より、第4章、5章。 日本での布教活動初期の話です。 まず、イエズス会の戦略はその国のトップを改宗することでした。 しかし、ザビエルが来日したとき、足利将軍は三好と戦って京都を追放されるなどし […]