- 2019/07/02
- 2021/10/12
☞『明治維新の正体』(鈴木荘一、2017年)【読書メモ:前編】
こんにちは。 今回ご紹介しますのは、鈴木荘一先生の「明治維新の正体」、読書メモ前篇です。 §0.はじめに なぜ、水戸藩で発祥した尊王攘夷論が、長州藩へ移り、「倒幕」に結びついたのか? 「水戸学」…水戸藩第2代藩主徳川光圀が提唱。武力で勝ち上 […]
こんにちは。 今回ご紹介しますのは、鈴木荘一先生の「明治維新の正体」、読書メモ前篇です。 §0.はじめに なぜ、水戸藩で発祥した尊王攘夷論が、長州藩へ移り、「倒幕」に結びついたのか? 「水戸学」…水戸藩第2代藩主徳川光圀が提唱。武力で勝ち上 […]
【コチラ】でも紹介させて頂いたが、この本はスゴイ。 日露戦争は「終わりのはじまり」だったとは・・・ 以下、読書メモ。 はじめにー「坂の上の雲」が描かなかった日露戦争の真実 【失敗の種がまきつくされた日露戦争】 ★明治=成功、昭和=失敗という二項対立はわかりやす […]
米国がどうしても太平洋戦争に参戦したかった理由は、ソ連がドイツに負けそうになっているチャーチルから聞かされていたからである。 ソ連が負けると、ドイツは西方に兵力を集中でき、イギリスをやっつけるであろう。そうなると世界は大きく分けて、ドイツ・アメリカ・日本になる […]
こんにちは。 今回ご紹介しますのは、中央公論2019年2月号「日本史の大論争」です。 特に面白かったのは、古代編『都と田舎の相克から、この国のかたちを問う』でした。 越からやってきた継体天皇の墓は高槻(大阪)にあります。 これは、ヤマト朝廷から見て継体天皇は「 […]
長くなったので後編に。【前編はコチラ】。 【3】高度経済成長と荒れ狂う学生運動(1961-72) 【年表】 【1960年】 岸信介 →池田勇人(1964年) 池田内閣による「国民所得倍増計画」 ベトナム戦争(~75) 【1961年】 ベルリンの壁構築 東洋の魔 […]
こんにちは。 今回ご紹介しますのは、蔭山克秀先生の「やりなおす戦後史」の読書メモ前編です。 とにかくオススメ。 戦後史にはあまり時間がとれないと思いますが、まずはこの1冊です。 はじめに 日本の戦後史には主体的な軸がなく、一見不可解なものに見えても、「アメリカ […]
こんにちは。 今回、ご紹介しますのは、「昭和初期と現代の類似点」についてです。 井上寿一先生の「教養としての昭和史集中講義」(2016年)、第1章「昭和初期の人たちは、案外いまの私たちと似た状況にあった」を参考にさせて頂きました。 類似点①:経済の停滞 昭和初 […]