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こんにちは。
今回ご紹介しますのは、「自分の祖先はどこから来たのかを知るには」です。
2001年から始まった「ヒトゲノム計画」も進歩し、現在では、唾液を提出するだけで1ヶ月後には自分のDNAを解析したデータを送ってくれる、という時代になりました。
このゲノム解析で何が分かるのかと言いますと、一番は「祖先がどこから来たのか」です。
(病気の起こりやすさも知らせてくれますが、これは後天的なものが大きいと思われますので、あまり気にしなくて良いと思います。)
もちろん、祖先と言っても「一部」でしかありません。
(10世代前で2の10乗で1024人も祖先がいますしね。これが20世代前となると、100万人となります。)
ですけど、男性の場合、Y染色体を調べることで父親の父親の父親の父親の・・父親がどこから来たのか、
そして男女とも、ミトコンドリアDNAを調べることで母親の母親の母親の母親の・・・母親がどこから来たのかを知ることができるのです。
ミトコンドリアDNA
大した個人情報ではないと考えるので公表しますと、
母系の直系は
ミトコンドリアDNAハプログループ…D4
でした。
このグループは実は『長寿遺伝子』として注目されているようで、日本人に最も多いグループ(35%)だそうです。
Genelife社ではD4以下のサブタイプはわからないのですが、サブタイプ「D4a」は特に長寿らしいです。
東アジア全体に分布し、徳川吉宗も同じグループだそうです。
Y染色体DNA
父系の直系はY染色体DNAでわかります。
こちらは、
Y染色体DNAハプログループ…D
でした。
このグループは、世界的には極めて稀であるものの、日本人男性の中では2番目に多いグループ(35%)で、
ずばり『縄文系』。
日本列島(南西諸島を含む)とアンダマン諸島(インドの東、ベンガル湾に浮かぶ島)とチベット高原に多い一方で、他の地域ではほとんど見られないそうです。
これは、他のグループよりも先に東アジアに到達したものの、後から来た別のグループによって、島や高地に追いやられたのではないか?と考えられています。
いずれにしても「縄文系DNA」が入っていたのは嬉しいです。やっぱ、自分、日本人なんだなぁ、って。
Genelife社 Genesis2.0
今回、検査したのはGenelife社の「Gensis2.0」というものでした。
何がすごいのかと言いますと、年末にセールをやっていて、通常価格29800円のところ、9800円でできた、ということでしょうか。
いずれにしても、これらゲノム解析の進歩により、ちょっと昔なら化石人骨や遺跡くらいでしか調べることができなかった【日本人の起源】は、新たな段階へ突入したと考えられます。
(※)ネアンデルタール人のDNA含有率(通常2-4%)を知りたければ、現在のところではGenelife社は扱っていないので、「23andMe」などの海外製品で必要な様子です。
人類遺伝学を勉強すると、民族間におけるDNAの差異などゼロに近いと思うようになりますね。(ただし、地政学的な要因はあるでしょう。)
コチラもオススメ。
進化学という点ではコチラがベスト。貴方が現在思っている進化論の概念は間違っているかも知れません。
興味がある方は是非!