こんにちは。
今回ご紹介しますのは、神野正史先生の「世界史から読み解く 日本史」(神野正史、2019年、ナツメ社)についてです。
たまには受験コーナーも見て回らないと…
と思っていましたが、まず目に飛び込んできたのがコレでした。
一言で言いますと、私が受験生なら「即買い」です。
おそらく、今、日本史のトピックとされているものは、日本史という学問を「グローバルな視点で見直す」ということでしょう。
明治維新を日本人だけで行ったと思っている人は最早少ないと思いますが、平清盛にしても、足利義満にしても、織田信長にしても、世界史との関連なくして語れない部分があります。
この分野は、昨今、世界史講師が参入してきております(茂木誠先生の「超日本史」とか。)。
たしかに、日本史講師が世界史を話すより、世界史講師が日本史を話す方がスムーズでしょうか?逆のパターンはあんまり見かけないような気がします。
本書の作者の神野正史先生も、世界史のカリスマ講師です。
(中東について「世界史劇場シリーズ」ほど詳しくわかりやすく書かれた本は少ないので、世界史の歴史検定受検時は集めました。)
かといって、世界史の専門知識が必要なわけではなく、マンガや図表も多く読みやすいので、1st bookとして非常にオススメです。
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