- 2020/01/07
- 2021/01/16
☞【言文一致への努力に感謝!】『日本語の歴史』(山口仲美、2006年、岩波新書):明治以後篇
こんにちは。 今回ご紹介しますのは「日本語の歴史」、近代編です。 鎌倉時代以降、日本語の文法は徐々に変化していきます。 宝暦年間(1751-64)は文化の中心が江戸に移った時期でも有りますが、この頃に近代語の基盤が築かれたと言われます。 しかし、問題もありまし […]
こんにちは。 今回ご紹介しますのは「日本語の歴史」、近代編です。 鎌倉時代以降、日本語の文法は徐々に変化していきます。 宝暦年間(1751-64)は文化の中心が江戸に移った時期でも有りますが、この頃に近代語の基盤が築かれたと言われます。 しかし、問題もありまし […]
こんにちは。 今回ご紹介しますのは、「日本語の歴史」(2006年)、中世編。 平安時代に「ヲコト点」を契機に「カタカナ」が生まれ、さらに「ひらがな」が生まれました。 しかし、鎌倉時代以降は「書き言葉」と「話し言葉」の乖離が問題となります。 一方、文化的には宝暦 […]
こんにちは。 今回ご紹介しますのは、「日本語の歴史」(2006年)。 古代より中国語とは別の言語体系を持つ日本語ですが、表記の上では漢字を「借りる」ことにしました。 しかし、一音一音に対して漢字をあてはめていたので、ものすごく長い長文に・・・ その問題を解決す […]
こんにちは。 今回ご紹介しますのは、「日本語の歴史」(2006年)。 子どもの小学校受験にあたって、とある小学校の校長先生の話を聞いたときのことです。 校長先生は書道の先生らしいのですが(珍しい)、校長先生は「遣唐使を廃止することで国風文化が育ち、平仮名がつく […]
こんにちは。 今回ご紹介しますのは、「平安遷都と対蝦夷戦争」です。 ちくま新書「古代史講義」第9講、宮城県多賀城跡調査研究所主任研究員、吉野武先生を参考にさせて頂きました。 桓武天皇が軍事(対蝦夷戦争)と造作(平安遷都)を重視したのは、自らの出自の低さを補う権 […]
こんにちは。 今回ご紹介しますのは、「古代史講義(ちくま新書)」第8章、「遣唐使と天平文化」です。 日本は、「シルクロードの終着駅」と言うより、 「国際都市・長安に着いたものの一部が辿り着いた」 に過ぎず、 日本の国際性を過大評価することは避けるべき、とのこと […]
こんにちは。 今回ご紹介しますのは、「古代史講義(ちくま新書)」第7章より、「地方官衙と地方豪族」です。 執筆なされたのは東京大学名誉教授、佐藤信先生。 「地方官衙」=「国府(国衙)」、「郡家(郡衙)」であり、 律令国家は、地方豪族のもつ在地支配権を統合・統轄 […]