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☞【幕末年表㉛:1868年9-10月】『聖人南面して天下を聴き、明にむかいて治む』

こんにちは。

今回ご紹介しますのは、「幕末年表㉛:1868年9-10月」です。

「会津戦争」が終結。

榎本武揚、土方歳三らは蝦夷(北海道)へ向かいます。

一方、明治天皇は京都を離れて東京に来ました。

また、元号も「明治」となり、「一世一元の制」も採用されます。

1868年(明治元年)9-10月

9/4米沢藩降伏
9/8明治に改元

※「聖人南面して天下を聴き、明にむかいて治む」という「易経」から採用。
9/12仙台藩降伏
9/18輪王寺宮降伏
9/20明治天皇、東京に向かう
9/22会津藩降伏

会津戦争終結
9/23庄内藩降伏

※庄内藩は無敗のまま戊辰戦争を終える
10/12榎本武揚、土方歳三らとともに石巻(宮城)を離れる

※途中で無頼の徒に奪われていた千秋丸を拿捕
10/13明治天皇、江戸城に入る(東幸)

※東京城と改め、皇居とする。
※総勢3300人。
※ただ、まだこの時点では東西両都。
10/16榎本ら、土方歳三らとともに宮古港(岩手)を出て蝦夷地に向かう
10/17明治天皇、万機親裁宣言
10/20榎本ら、蝦夷地上陸
10/26榎本ら、箱館占領
 
もはやここまでか…
板垣退助
切腹などする必要はないですよ。

これからは同じ日本国民として頑張りましょう。

松平容保
かたじけない…
木戸孝允
長州藩士としては会津藩に恨みがあれど、
板垣どのが言うならしょうがないか…。
土方歳三
戦いはまだ終わっちゃいねぇ
榎本武揚
天皇制は否定しないが、薩長の賊どもがいけん。
明治天皇
元号は「明治」に変わりました。

「聖人南面して天下を聴き、明にむかいて治む」です。

まさに私にピッタリ、かな。

大久保利通
私は大坂を都とするのが良いかと思いましたけど、東京を都とするのも悪くないか…

最大都市である江戸をおさえ、東に王権を根付かせるとするか…。

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