こんにちは。
医学部に入るのに猛勉強した、という方々は多いのですが、
申し訳ないことに、あんまり「猛勉強せずに」地元の国立大学医学部に受かってしまいました。
特に「もう間に合わない」と思っている人に参考になれば、と思って書きます。
自身の経験から
高3の冬のことでした。
2次試験で出題されないため、物理化学を随分と疎かにしておりました。
そのため、センター1か月前の模試で物理39点、化学38点でした。
(疎か、というか全く「理解」をしていませんでした・・・)
センター試験1ヶ月前、さすがに焦ってきます。
このままでは本番も点取れる気がしません。
そこで、安いプライドなどかなぐり捨てて、
「一番薄い、分野別の、マーク式問題集」
をすることにしました。
こんな「薄い」、「マーク式」なんてさすがにできて当然だろう、
と思いましたが、現実は違いました・・・。
最初に問題をやったら、ポロポロ間違えたので、
しょうがないので「教科書」を「一分野」読んでから、問題集の該当分野を解きました。
すると、今までわかっていたつもりのところが「全然わかっていない」ということに気付いたのです。
これでは解けるわけない、ということがわかったのです。
そこからはその分野で「満点」取るまで「教科書」を読み返し、
それが終わったら、次の分野へ行き、また同じように「満点」取るまで「教科書」を読み返し、最後まで辿り着きました。
「一番薄い」問題集を選んだのも良かったのかも知れません。
分厚かったら、途中で挫折していたかも知れません。
「一通り」やることで自信もつきました。
(公文式の良いところは)
「飛び級」もできるし、「理解が止まったところまで下がることもできる」こととありました。
まさにそれ。
そうなると次は、もう少し分量のある問題集をやりたいと思いました。
こんな気持ちになったのは初めてでした。
そして、もうちょっと厚い問題集を買い、また分野ごとに教科書読んで、問題集やって、というのを繰り返したところ、
2週間後の模試で、物理・化学とも80点前後と倍増!
この勉強法に確信を深め、さらに別の問題集も購入。
本番のセンター試験で物理89点、化学85点でした。
日本史は覚える量が莫大過ぎるのでこの勉強法は通用しないかも知れません。
しかし、「教科書」を読むこと、「まずは一通り」やること、「分野別」に行なうことは、どの強化においても大事なことと思います。
ただ、1ヶ月間英語、数学を全くやらなかったおかげで、本番での英語数学が過去最低点でした。
(数学に至っては得意なはずの代数幾何がわからずパニック。残り10分で確率統計に切り替えました。)
もうちょっとこの勉強法に気付いていれば、と思いました。
僕の場合、「たまたま」成功したに過ぎないのですが、
ある程度、前もって計画的にやることをオススメします。
【まとめ】
40点を80点にするために必要なことは、
「教科書」!「単元ごと」!「薄い問題集」!
もう少し骨のある問題を解きたいと思ったら、次の問題集を買う。
ただし、英語・数学は日頃の学習量が大事なので、毎日やらないと痛い目に。