こんにちは。
今回のは、「インターネットがあれば歴史の勉強などしなくても良いのか」というテーマ。
とある政治家の発言。
なんでこんなことをテーマにしたのかと申しますと、とある教育系の政治家の先生が
「現代はネットで調べることができるから数学の公式や歴史なんて覚える必要ない」
みたいなことを、発言されていたのを新聞で見たからです。
結構、発言力が強い立場にいる方でしたので、正直、目からウロコでした。
バカか?
その先生の主張によれば、そんなことに頭を費やすのは時間の無駄、ということなのですが、
知識ゼロ、ネットで検索すればいいや、って思っている人間一体に何を任せられると言うんでしょうか??
国会議員の質もここまで落ちたかと思いました。
(そりゃ、国会中に他の読書するわけだ。)
しかし、残念ながら「ネットで検索すれば~」の波は確実に押し寄せていますね。
もちろんそうやって調べることは良いと思うのですが、それは「時と場所」によるかと思います。
実際にこういうことがありました。
「知恵袋事件」
とある研修医が病棟で看護師さんに
「輸血の速度はどれくらいにしましょうか?」
と聞かれ、
「ちょっと待ってください」
とスマホを取り出しました。
何か調べているのかな~と思ったようですが、それにしては返事が遅すぎる。それに何かを待っているよう。
そこで、看護師さんが研修医のスマホをのぞき込んだところ、
「Yahoo知恵袋に質問して、その返事を待っていた」
という事実が判明。
「開いた口がふさがらない」とはまさにこういう時に使うものでしょうか。
やっぱり会話における「反射」って結構大事だと思うのですよね・・・。
政治家レベルで言うと、「日韓関係についてどう思う?」と尋ねられて、
「パッと答えられる人」と「検索してから答える人」、
どっちが相応しいでしょうか?
頭は意識しないと鍛えられないので、是非、鍛えて欲しいと思うのと、
この政治家のように自分の頭のレベルでしか物事を判断できないような大人になってはいけない、と言いたいところです。