~「もう一つ上の日本史」出版に伴い、勉強方法も変える必要が出たので、全面改訂突入します~

とある新聞記事で

「現代はネットで調べることができるから数学の公式や歴史なんて覚える必要ない」

みたいなことを、結構、発言力が強い立場にある政治家、著名人が書いていたのを目にして驚いた。

バカか?

彼らの主張によれば、そんなことに頭を費やすのは時間の無駄、ということだが、

知識ゼロ、ネットで検索すればいいや、って思っている人間一体に何を任せられると言うんだ??

しかし、残念ながら「ネットで検索すれば~」の波は確実に押し寄せている。

ちょっと頭を使えば良いことでも、ネットに頼ってしまう層はいる。

実際にこういうことがあった。

とある研修医が病棟で看護師さんに

「輸血の速度はどれくらいにしましょうか?」

と聞かれ、

「ちょっと待ってください」

とスマホを取り出した。

しかし、いつまで経っても返事がない。

そこで、看護師さんが研修医のスマホをのぞき込んだところ、

「ヤフー知恵袋に質問して、その返事を待っていた」

という。

開いた口がふさがらない。

もちろん、ネットで調べる方が有用なことはあるが、大事なのは「反射の精度」だと思う。

「日韓関係についてどう思う?」と尋ねられて、

そこから検索する人と、パッと答えられる人では雲泥の差がある。

頭は意識しないと鍛えられない。

受験勉強はただの受験勉強に非ず。