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☞【長篠の戦いの勝因は三段撃ちではない】『戦国日本とヨーロッパ グローバルヒストリーで読み解く信長・秀吉・家康の対外戦略(山崎啓明、2026年)

こんにちは。

今回ご紹介しますのは、「戦国日本vsヨーロッパ グローバルヒストリーで読み解く信長・秀吉・家康の対外戦略」(山崎啓明、2026年)です。

大河ドラマ「豊臣兄弟」をちょっとだけ見た率直な感想としましては、「あ、宣教師出さないのね」でした。

ナレーションだけで済まされてしまったことがYahooニュースでも取り上げられておりましたが、

「長篠の戦い」は、「戦国最強武田騎馬軍を、鉄砲に目をつけた信長が革新的な戦術で倒した」というのが通説ですが、

実は、武田軍も鉄砲隊の編成割合は同等だったらしく、

武田軍が砲弾を手に入れるのに苦労していた反面、信長は宣教師庇護と引き換えに外国産(※タイ)の鉛を安定供給していたことが明暗を分けたということらしいです。

(もちろん宣教師=武器商人と考えて大間違いはありません)

現在、グローバルヒストリーという観点から日本史、アジア史を見直そうという動きがありますが、はるばるポルトガルからやってきた宣教師たちをはじめ、戦国時代は日本とヨーロッパがつながる非常にドラマチックな時代なんで、大河ドラマもその視点から作ってみたら、逆に信長、秀吉、家康それぞれの「凄み」も出て、より面白かったんじゃないかな、、なんて思ったりしますが、いかがなものでしょうかね。

(秀吉の中国進出は決して一時の感情によるものではなく、家康の鎖国も島国根性によるものではないことがわかるかと)

先に「バテレンの世紀」を読んで予備知識があったのも大きいかも知れませんが、「戦国日本vsヨーロッパ」、年表の記載に若干の煩わしさは感じますが(西暦と和暦がごちゃ混ぜ←年表重視の僕にとっては1番困る笑)、面白い本ですので一読をオススメします。