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☞【長屋王を知るならコレ!】『長屋王残照記』(里中満智子、1998年)

こんにちは。

今回ご紹介しますのは、「長屋王残照記」(里中満智子、1998年)です。

孝謙天皇を主人公とした「女帝の手記」もだいぶ面白かったのですが、

「長屋王残照記」もかなり面白かったです!

ラストは圧巻でしたねー。

ぜひ、ラストまで見て欲しいと思います。

このままドラマ化して欲しいくらい。

里中先生の作品に共通することですが、人物描写が見事なんです。

長屋王、藤原不比等、聖武天皇、元正上皇など、かなり登場人物をインプットすることができました。

それこそ、「長屋王の変」にあまり興味がなくても、そもそも日本史を勉強していなくても、奈良時代を知ろうとかいう気持ちがなくても楽しめるのではないか、と思います。

「長屋王残照記」より。氷高皇女(のちの元正天皇)はキーパーソンの1人。彼女もまた隠れた主人公の1人。
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実を言うとkindle unlimitedで無料で見れるのです…

(もちろん、コミック版にはコミック版の良さがありますが)

長屋王の性格は「かてぇ…」の一言。これが彼の良いところでもあり、悪いところでもあった。

ぜひおすすめです!

「女帝の手記」もオススメです!