- 2019/05/14
- 2021/09/11
☞【昭和史の1st Book!】『教養としての「昭和史」集中講義』(井上寿一、2016年)
著者の井上先生は学習院大学法学部教授を経て、現在学習院大学学長。専攻は日本政治外交史。 高校の教科書を抜粋して、それに補足を加えてくれる、という本であるが、やっぱり、 これくらい説明してくれないと近現代史はわからない と思う。 たとえば、 田中首相は外務大臣を […]
著者の井上先生は学習院大学法学部教授を経て、現在学習院大学学長。専攻は日本政治外交史。 高校の教科書を抜粋して、それに補足を加えてくれる、という本であるが、やっぱり、 これくらい説明してくれないと近現代史はわからない と思う。 たとえば、 田中首相は外務大臣を […]
こんにちは。 今回ご紹介しますのは、井沢元彦先生の「点と線がわかる日本史集中講義」です。 初学者向け。日本史を勉強しようと思ったその日に読んでみて良い。 井沢先生と、「戦争の日本中世史」(書評はコチラ)を書いた呉座勇一先生が「言論プラットフォーム」アゴラ上でバ […]
こんにちは。 今回ご紹介しますのは、夏緑先生の「これだけ!生命の進化」(2015年)です。 夏緑先生の他書があまりにも良かったので、こちらの書も読んでみることにしました。 ちょっと単純化しすぎている点はあるにせよ、遺伝生物学に興味を持ったら、是非。 「日本人は […]
こんにちは。 今回ご紹介しますのは、呉座勇一先生の「戦争の中世史~下剋上は本当にあったのか」です。 私が中世史に興味を持つようになったきっかけの本でもあります。 鎌倉時代後期~応仁の乱までをハイレベルで網羅しておりますので、受験対策としてもバッチリだと思いまし […]
「七五三」、「成人式」などの行事や、「バチがあたる」なんていう表現は、完全に神道由来。本来、神道は実に自然な形で日本人の生活に根付いてきたものであるが、これが「国家神道」に利用されたことでおかしくなったと思う。 【前編はコチラ】。 以下、読書メモ。 6.寛容の […]
こんにちは。 今回ご紹介しますのは、「歴史検定の過去問」についてです。 重大なお知らせとしまして、以前は「級別」だったのですが、現在は「年度別」になりました。 これによって、「本当は3級だけ欲しいのだけど・・・」という人が買いづらくなっております。 歴史検定の […]
こんにちは。 今回ご紹介しますのは、鈴木荘一先生の「明治維新の正体」(2017年、毎日ワンズ)です。 2017年No.1(個人の感想) さて、幕末について皆さんはどのようなイメージを持たれているでしょうか? まさか、 「黒船襲来」→「今の幕府じゃあかんぜよ!」 […]