こんにちは。
今回のテーマは、「人はなぜ学ぶのか?」です。
なぜ勉強しなくちゃいけないんだ、と嘆いている受験生もおられるかも知れません。
しかし、人間は根本的に新しいことを学ぶことが好きな性質をもっている(興味の内容はともかく)のだと思います。
とはいえ、「勉強する」ことの根源的な意味をもっとも分かりやすい言葉で教えてくれたのは、小学校4年生の頃、一学年下のタバコ屋の娘さんでした。
タバコ屋の娘さん(当時小3)が教えてくれた「勉強する理由」
とある放課後のことです。
僕は同級生たちとブランコで遊んでいました。
すると、目の前の砂場でタバコ屋の娘さんと彼女の同級生男子2人の口論が始まりました。
何がきっかけなのかはわかりませんでしたが、彼女も相当怒っており、お互いに罵り合う展開に。
男子たちが「タバコ屋~!」、「●●(人名)のバーカ、バーカ」と罵ると、
一瞬、間があいてから彼女が、
「バカだから学校行ってんだろっ!!」
と一喝。
男子たちは一瞬静まり返り、その場を後にしました。
これまで、いろんな方が勉強することの意義を話してくれましたが、この「タバコ屋の娘さん」のこの言葉ほど僕の心に響いた、それでいて美しい言葉はないと思っております。
「バカだから」勉強する。
今の時代ですと、こんなこと言ったら、「自尊心を傷つけるので良くない」などで受け入れられないかも知れません。
勉強する理由は、「自分の可能性を広げるため」だとか、「世の役に立つため」とか言っておくのが無難でしょう。
しかし、やっぱり、勉強するのは「バカだから」、だと思うのです。
私自身も40過ぎても、知らないことばかりです。
だからこそ、勉強できる時間は貴重だと思うし、時間を大事にしたい、と思う次第です。
タバコについての私見
「タバコ屋」さんついでにタバコについての私見です。
【追記】吸うのは自由。しかし、煙を嫌う自由も。
タバコが人体に害を与えるものであることに変わりはないと思います。しかし、大人の愉しみという意見もありますし、それで生活している人もいます。コミュニケーションの道具の1つとして役に立つこともあります。ですので、吸うことは本人の自由だと思います。しかし、忘れてはいけないのが、これは、「吸いたくない人に迷惑をかけない」ということが前提だと思います。
【追記】副流煙で死ぬ人は年間15000人。
愛煙家であれば、副流煙には気を付けて欲しいですね。なんせ年間1万5000人が受動喫煙が原因で死亡していると言いますし。
(コロナより多いじゃないかっ!)
【追記】「超」オトナの楽しみとしたらどうか。
タバコ擁護派の意見として、ライターをつけたり消したりする動作などが「ボケ予防」になると言う説があります。それならいっそのこと、「タバコは60歳を過ぎてから」としたらどうでしょうか。60過ぎて、ようやく吸えるタバコの旨み・・・。どうでしょうか。
【追記】あるいは「タバコは18歳から20歳まで」
これは絶対に実現しないでしょうが、「タバコは20歳まで」というのも一興。「60歳から」なんて言われても興味は持つでしょうから吸ってみたくもなるでしょう。そこで、「若いときに吸ったら身体に明らかに悪いことが知られているけど、吸ってみたい興味はあるだろうから、吸いたきゃどんどん吸っていいよ、ただし20歳までね。20歳過ぎて吸ってたらちょっと恥ずかしいよ」というCMでどうでしょうか。もちろん学校では禁止なので、18歳から20歳までとしましょうか。そうすると、ブリンクマン指数(喫煙指数)もだいぶ抑えられるでしょう。