~只今、全面改訂中~

(※2)「英国策論」

(サトウは)、幕府が日本全国の政府ではなく、封建領主にすぎないとして、天皇のもとに雄藩連合による新しい政府を樹立するという改革をすすめることを示唆した。

「詳説日本史研究」p325
ハッキリ言いまして、薩長に肩入れしています。
私は貿易がスムーズに行きさえすれば、いいんだよ。誰がトップでも。
パークスさん、幕府はフランスとともに生まれ変わるから、ちょっと待ってておくんなまし。
うーん、フランスに出し抜かれるのは腹が立つなー。
日本の体制を変えるとすれば、それは徹頭徹尾、日本人が日本人の手によって行ったかのようにするんだぞー。

(※3)改税約書

列強は兵庫開港が認められなかった代償として関税率の引き下げを要求し、通称条約締結の際に定めた平均で約20%の関税率を廃止し、一律5%に引き下げる改税約書を結んだ。

「詳説日本史研究」p325
井伊直弼
っていうか、こっちの方が問題じゃろうが!バカ!
攘夷派に押されて、幕府が生糸輸出抑制政策をとったものだから、余計に輸入超過。
物価が上がりすぎて、着物が着れないくらいだったんですってねぇ。
京の着倒れ、ってやつね。