~只今、全面改訂中~

☞【幕末年表⑰:1866年・下半期】『神君・家康公の再来か?』

(※2)慶喜、15代将軍となる

家茂のあと15代将軍となった徳川慶喜は、フランス公使ロッシュの協力を得て幕政の立て直しにつとめ、幕政改革を行った。中央集権的な政治体制を築くための職制の改変と、フランスから士官を招いての陸軍の軍政改革がその中心であった。

「詳説日本史研究」p326
「慶応の改革」とも呼ばれております。

長州の奴ら、ビビった?

 
なんというスピード改革。

侮れないなっ。

神君・家康公の再来かっ…!

家茂が死んだあと、最初はもったいぶって、将軍に就かなかったよねー。

やらしいわー。

ふん。どうせ私は誤解されやすい性格ですよ。
幕末維新
消された歴史
われわれは後の歴史を知っているから幕府が滅んだことを知ってるけど、

この時点でどっちが勝つかなんてわかんないでしょ?

第2次長州征討で幕府は負けたけど、負けたのは幕府の一部の軍だけだし。

ここから立て直すことも十分可能じゃん。

えぇ。私もそのつもりでいましたよ。

ただ、薩摩が裏切るとは。

え?何をおっしゃいます?

第2次長州征討の負けが確定しそうになったとき、

「朝廷へ寛大の御処置を願ひ、又諸大名をも会同(集まって相談)して国事を議する事に仕るべきなり」(=天下公論)って言いましたよね?

裏切ろうとしたのは貴方の方ですよね?