(※2)慶喜、大坂城へ
その後、慶喜は輩下を連れて大阪城に引き上げます。
一方、西郷は相楽総三らに江戸での略奪行為を命じ、幕臣たちへの挑発を繰り返しました。
「敬天愛人」?
あ、おいどんは自分の役に立つ人間しか愛しませんよ。
「相楽総三」?
彼は汚れ役。使い捨てるつもりでごわす。
え?イメージと違う?
慶喜は大坂城へ引きあげ、徳川側を支援する会津・桑名藩などの勢力は新政府と対決することになった。
「詳説日本史研究」p327
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ちなみにwikipediaなどでは岩倉具視(当時42歳)ばかりクローズアップされていますが、彼は蟄居中の身であるし、身分も低いため彼一人で何もかもできたわけではありません。
中山忠能(明治天皇の外祖父、当時58歳)、正親町三条実愛(当時46歳)、中御門経之(当時46歳)の引き立てがあってこその、岩倉具視なんです。