こんにちは。
1年前は中学生以下の知識しかなく、
鎌倉幕府成立は1192年、としか覚えていなかったのですが、
なんとか歴史能力検定3級(センター相当)で100点をとることができました。
その経験から、「40点→80点はさほど難しくない!」と断言します。
以下、少しでもお役に立てば。
まず用意するもの。
さて、何もやっていない状態で「センター日本史」あるいは「歴検3級」を受けたら、40点をとるのも難しいと思います。
小学校、中学校の知識だけではそんなもんでしょう。
そんな人がとりあえず用意するものは、「1分間日本史1200」。
「天才の勉強法」に学ぶ
え?
「1200」でいいの?
「4000」とか必要でしょ?
と思うかも知れません。
でも、最初はこれで十分なんです。
・・・以前の勤務先にすごく頭の良い先生がいました。
聞けば、高校2年生時に、高校3年生も受ける全国模試で全国3位。
京大医学部に現役で合格したそうです。
その先生が仰るには、
「とりあえず一番薄い参考書をやったらいいんだよ。ただし、最後までね。まずはそうやって全体像つかむんだよ。」
つまり、「最初は薄くていい」んです。
(むしろ、最初から分厚いのに手を出してしまったら、意欲がそがれてしまう可能性もあるのです。)
「1分間日本史1200」は完璧では有りません。
おかしい設問もあります。
解説もありません。
でも、一通りやってアウトラインをつかむことが大事なのでしょう。
一言で言うと、用語を知らないと、話にならんのです。
著者は20回やれと言っておられますが、
そこまで時間もないと思いますので、2回で良いと思います。最初は。
資料集は必須
しかし、さすがに用語集では味気ないです。
そこでオススメしたいのが資料集。
この類の本が1000円以内で買えることは驚きです。
何だ、普通じゃないか、と思うかも知れませんが、
資料集は受検(受験)に必要なものがほとんど載っています。
使わない理由がありません。
どうせ用語集をやるなら資料集を手元において、興味のあるところを見ながらやった方が、
インプットの質が上がるでしょう。
頭からやれば良いというものでもない。
ただ、古代から始めることは避けた方が良いと思います。
その理由を以下にまとめました。
<【2】につづく>
★まずは、「薄い」ものを「一通り」!
★初期段階では通史、複合問題など解けなくて良い!