~「もう一つ上の日本史」出版に伴い、勉強方法も変える必要が出たので、全面改訂突入します~

☞【陸軍ってこんな感じだったんだろうな…】『総員玉砕せよ!』(水木しげる、1995年、講談社)

水木しげる先生

朝ドラの主人公にもなった水木しげる先生。

「ゲゲゲの鬼太郎」があまりに有名だが、水木しげる先生の才能はそれだけにとどまらない。

世界史選択者であれば「ヒットラー」↓↓

劇画ヒットラー (ちくま文庫) [ 水木しげる ]価格:561円
(2019/8/12 06:47時点)
感想(9件)

もオススメであるが、こちらの戦争マンガもオススメ。

実際に従軍しているので、リアリティが違う。

軍隊

昭和史におけるポイントを挙げるとすれば、「外交」と「軍隊」。

もちろん、軍隊上層部がどうだったかという話も重要であるが、軍隊の末端がどうだったのかという話も同じくらい重要である。

山本七平先生の「敗因21か条」、ベストセラーとなった吉田裕先生の「日本軍兵士」などで、末端兵士の姿を想像することができるが、マンガにはマンガの良さがある。

一兵卒(水木先生自身)の視点で書かれており、石ノ森章太郎先生の「マンガ日本の歴史」とは異なる視点という意味でも、是非オススメしたい。

総員玉砕せよ!?

また、「何かあったらビンタ」というのは陸軍からの伝統であり、実際に「ビンタ」シーンは随所に見られる。

実はコレって、いまだに日本の随所に残っているんだろうな~と思いつつ、その根絶を願う。

また、敗色濃厚になったとき、「総員玉砕せよ!」という命令が下ったというが、中世の武士がこれを聞いたら鼻で笑うだろうか。

それくらい、当時の日本はおかしなことになっていたのだと改めて感じる。

いかに上層部が高邁な理想を掲げたとしても、末端の兵隊は好きで戦争に行くわけない。

すぐ読めるので、気軽に読んで欲しい。

書籍購入

感想100件以上、ってはじめて見た…。それだけ影響力のあるマンガか・・・。

総員玉砕せよ! (講談社文庫) [ 水木 しげる ]価格:792円
(2020/3/22 22:59時点)
感想(103件)