こんにちは。
今回ご紹介しますのは、「西行辞世の句」。
【西行】(1118~1190)
元はれっきとした武士。のち出家。歌人としても知られる。
辞世の句「願はくは 花の下にて 春死なん その如月の 望月の頃」が有名。
百人一首では「嘆けとて月やはものを思はする かこち顔なるわが涙かな」
元はれっきとした武士。のち出家。歌人としても知られる。
辞世の句「願はくは 花の下にて 春死なん その如月の 望月の頃」が有名。
百人一首では「嘆けとて月やはものを思はする かこち顔なるわが涙かな」
桜の下には何がある?
桜の木の下には人の死体があって、その血で花がピンクになっている
と、昔の人は考えました。
佐藤則清、こと西行法師の詠んだ
「願はくは 花の下にて 春死なん その如月の 望月の頃」
は、
「満開の桜の下で死ねたらいいなぁ」
くらいに訳されることが多いのですが、
「自分の命が桜の色となり、人々を喜ばせることができるように」
と解釈すると、また趣が変わるでしょうか。
ちなみに今年は3月9日が「如月の望月」。
桜はまだまだのうえ、コロナウイルス騒ぎで沈んだムードですが、皆様の心にも春が訪れますように。
(※ちなみに釈迦入滅の日でもあります。)
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【追記】志村けんさん死去
これから桜の季節ごとに、志村けんさんのことを思い出すだろうか。
2020年3月29日、新型コロナウイルスにより死去。
【追記】竹内睦泰先生死去
いくつか書籍を購入した竹内睦泰先生もお亡くなりになっていた!
https://gamp.ameblo.jp/takeuchisukune/entry-12567061243.html