~「もう一つ上の日本史」出版に伴い、勉強方法も変える必要が出たので、全面改訂突入します~

☞【神道は宗教ではない?】『日本人はなぜ外国人に神道を説明できないのか』(山村明義)

本書は「神道」にまつわる初学者向け書籍。

ちょっと今まで神道について考えていたことと違うことが多かった。

神道は奥が深すぎて全てを把握するのは困難であるが、基本だけでも押さえたい。

まえがき

おもてなしには神道の考えが凝縮されている。
(自分と他者を分けているという点で、「サービス」とは異なる。)

そして、神道を学びたいという外国人は多いが、肝心の日本人が正確に理解していない

1.スポーツと神道の深い関係

★スポーツ選手は大一番を前に神社に赴くことが少なくない。

神道とは感謝と祈りを繰り返すことによって蘇りを見せるという好循環のサイクル・システムであるからだ。

つまり、「誓い」→「実践」→「(神への)相談」→「改善」。

★武道の思想とは

「単に相手を倒すことではなく、相手が自分を包容し、調和と融合の世界にコントロールして相手に対して事を収めて終わる」

ということに尽きる。昨今の大相撲ではそれが忘れ去られている。

GHQの「神道指令」によって廃絶されそうになり、「スポーツ」として生き残りを図ったこと、団塊世代以降である現在の親方衆が神道を信じないことも影響しているとか。

2.神道と教育の歴史

★「アニミズムは遅れている」という風潮もあったが、今では「すべての物に魂が宿るような振る舞いをする」という量子力学が広がりつつある。

「文化共生論」、「生物多様性も然り」。

しかし、神道はアニミズムではない(!?)。

♨でも、やっぱりアニミズムでは?。どう違うんだろう?→いろいろ調べても納得した答えは出ず。

★戦後の最悪な時期を経て、現在、反日的な教科書は改善されている。神道についての記載も、

「仏教諸宗の本山となる門跡寺院に皇子や宮家・摂家の子弟が入寺したことから、幕府は門跡を朝廷の一員とみなして統制した。また、寺院法度を出し、宗派ごとに本山・本寺の地位を保障して末寺を組織させ(本末制度)、1665年には宗派を超えて仏教寺院の僧侶全体を共通に統制するために諸宗寺院法度を出した。さらに同年、神社・神職に対しても諸社禰宜神主法度を制定し、公家の吉田家を本所として統制させた

と、画期的に変わった。

吉田神道は江戸幕府が仏教より神道を優遇したこと神職資格制度を与えたことが影響している。

★「神仏習合してすべてうまくいった」という人は何もわかっていない。これは仏教側の意見。

★明治天皇は1868年、神仏分離で神道を国教にしようとしたが、反発が強く実現せず。その後、分離した。

(※浄土真宗の島地黙雷の強い反対で1872年廃止。国家神道は挫折。)

このあたりは竹内先生の書籍も是非

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「国家神道」という言い方も問題がある。

(「国家神道=悪」、と教育することでナショナリズムを起こさせない。巧みな言い換え。当時、普通にみんな天照大神を信仰していた。)

日本は平和を愛する八百万の神々の国、神仏が共存できる国ということをはっきり宣言すべし。そして、何より「明るく過ごす」こと。

★仏教は素晴らしいものであるが、仏教が「無と空の心の体系」であるのに大して、神道は「何かがある」と考えであり、明るく努力する考えである

3.外国人に日本を理解してもらうために

なぜ、日本人は正月に初もうでを行い、お盆を仏式で行い、クリスマスを祝うのか、(さらにハロウィンでも仮装するのか)

という日本の他宗教との融合性に関しての問いかけに対しては、

そもそも日本の神道が欧米人の言うような「宗教」という枠組みに入っていないから

と答えるべし。

(♨神道は宗教ではなかったのか…?しかも、それで納得できるのか・・・?)

なぜなら、教義がはっきりしてない。経典もない

(♨たしかに、そうだが、それで仏教とクリスマスを融合している理由にはならないはずだが…?)

★日本を知ろうとして外国に来る人に、ちゃんと日本の良さを伝えられる人が減っている。(←こういう人、いますよね~)

知っていたとしてもちゃんと正しく伝えるためには(手を洗うではなく「清める」、口を洗うではなく「すすぐ」、とか)、日本語で説明するしかない。・・・?)

4.神道の中にこそ本当のリベラルがある

日本のリベラルは、「リベラルであり、保守。30年前なら自民党宏池会。」(枝野幸男)という人がいるように、支離滅裂

世界的な「リベラル疲れも」あるにせよ、自分に都合が悪いこととなると言葉の意味を変えてしまう。

★平等主義を主張する日本のリベラル層は特権階級にあったが、それを認めなかった。

★「日本人にリベラリズムは必要ない」(田中英道)は名著。

そもそもリベラルは反キリスト教から来ている。キリスト教の影響がなかった日本ではそもそも必要ない。神道は客観的に見てリベラルだから

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戦後リベラルはGHQとともに入ってきたが、本当の姿を知ると国民が怒る。これは日本的な「調和」を捨ててしまっているからであろう。

そして、どういうわけか「平和主義」、「武装しない」とかという主張になっているが、根本の旧約聖書を読まずしてリベラルを語るのは言語道断

ヤハウェは「妬む神」であることを自ら公言しており、日本の八百万の神との違いは抑えないといけない。

(※ただし、八十神など一部の神は妬む。)

日本のマスメディアは権力批判をするが、西洋文明には批判しない。

★本地垂迹説は平安時代から。徳川家が仏教を国教としても神道が消え去ることはなかった。

日本型リベラル=神道。グローバル時代にもうってつけ。

5.日本神話と祭りの世界

日本書紀が720年に完成し、2020年で1300年。(古事記は712年。)

日本書紀は人々、古事記は神々が視点。

古事記 日本書紀
712年 720年
特殊仮名遣い(国内を意識)漢文(国外を意識)
神々が視点 人々が視点
稗田阿礼 作者不明
※高杉晋作が下関戦争の講和の席で暗記暗誦して列強を驚かせる。                     

★大和言葉は察する言語。

大断層と神社の位置が一致。古来よりつなぎとめる役割を担っていたのでは。

♨そりゃ知らなかった。

6.日本文化の神髄

★廃刀令は秀吉、明治維新、GHQの時。

中でもGHQの時にだいぶやられた。日本刀には日本人の魂が入っている。

★日本人は「間」を大事にする。YES,NOで単純には測れない。

7.衣食住と神々の結び

★古来より日本人は麻を神事に用い、統制してきた。しかし、昨今の大麻報道で統制できない大人を見ると憤りを感じる。

戦後、GHQにより大麻取締法が制定。これにより麻の流通は根絶やしにされてしまった。

★今や、麻も神棚も中国製であったりする。国産のホンモノを用いないといけない。

8.アニメや漫画、量子論は神道だ

★日本人は「見立て」の能力が高い。神も書けてしまう強みもある。これが日本人がアニメ、漫画で秀でている原因の1つ。

★「いなり、こんこん、恋いろは。」など神を題材にした漫画も。

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平田篤胤はグローバリスト+スピリチュアリストであり、国家神道の思想と片付けるのは間違い

♨知らなかった。

★量子力学は心身二元論を扱ったデカルトやニュートンのキリスト教的科学世界観からは異なるが最先端はこれ。西森秀稔教授など日本人研究者も多くの業績を誇る。

あとがき

★日本人が神道をうまく説明できない理由

①明治維新以来、欧米のキリスト教思想やそれに相反する近代合理思想をシャワーのように浴び続けた

②外国人コンプレックス

③神道は目に見えないものであり、日本人自身が説明できない

神道は世界に通じる普遍的な考え方であることを理解し、日本人らしく生活したい

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どっちがわかりやすいか、と言うと、コッチ。