こんにちは。
今回ご紹介しますのは、「歴史資料館 日本史のライブラリー」(2017年、東京法令出版)です。
歴史能力検定受験にあたり、本屋でいくつかの資料集を吟味した結果、選びました。
結果的に大正解でした。
こ、これが848円??
まずはじめに驚いたのが、848円という値段です。
もちろん他社の資料集も同じくらいの値段なのですが、
日本史を代表するような美術品や建築物、
日本史の細かい年表や世界史との関連、
「魏志倭人伝」やら、「五箇条のご誓文」やら日本人なら知っておきたい各種史料が網羅されていて、
この値段なんです。
高校生にとっては当たり前かも知れませんが、すごすぎます。
日本史に関連した書籍は多々ありますが、変な本に手を出すより、この資料集をフル活用した方がよっぽどコスパが良いと思います。
848円は奇跡。
変な本に手を出すより、この資料集をフル活用した方がよっぽど良い。
「日本史のライブラリー」を買って良かった点
また、この資料集を選んだ理由としましては、「山川出版社以外の見方ができる」という点です。
先に購入した参考書(「詳説日本史研究」)は山川出版社のものでしたが、
各会社によって微妙に書かれていることが違うのです。
たとえば、新井白石の行った「正徳の治」を山川出版社は絶賛していますが、
「日本史のライブラリー」では「儒教政治の限界」と記している、といった具合です。
どちらが正しいかではなく、
新井白石の政治は「儒教政治を行ったが、その限界もあった」とインプットすることができ、
より深く、多面的にものごとを考えようとする「きっかけ」になるのではないかと思います。
問題が豊富、特集・巻末史料も豊富
また、「レイアウト」も抜群で読みやすいです。
さらには、挿入された「問題」や「特集」(例:塩の作り方の変遷)も面白いです。
一家に一冊あっても良いんじゃないでしょうかね~。
書籍はコチラ↓
日本史のライブラリー 歴史資料館 [ 東京法令出版 ]価格:915円 (2019/5/16 15:41時点) |