~只今、全面改訂中~

☞【幕末年表⑬:1864年・下半期】『可能なら非公式に、必要ならば公式に支配を拡大』

(※4)第1次長州征討。総督:尾張藩主・徳川慶勝。

幕府は尊攘派にさらに打撃を加えるため、禁門の変の罪を問うという理由で朝廷から長州征討(第1次)の勅書を出させ、長州藩を攻撃した

「詳説日本史研究」p325
徳川慶勝
この教科書の記述、ちょっと違うかな。

長州藩を攻撃した、というより、「穏便な処置で済ませた」という方が正しい。

勝海舟
慶勝殿はよくわかってらっしゃる。

今、長州を倒しても幕府が得するだけ。

諸藩が力を合わせる時代はやって来ない。

 
お主、どっちの味方だ…!!
それに戦うってなったら、長州はとことんやるだろう。

そうなったらお互い弱体化するでしょ。

そこを外国に狙われたらおしめえだろうが。

西郷隆盛
勝先生、おいどんもそう思っていました…

この戦、なんとか回避したいと思うでごわす。

徳川慶勝
よし、西郷、お主に任せた。
あれー、総督殿は薩摩の芋に酔っ払ったかなー
長州は大嫌いなんじゃ!叩くのじゃ!

長州藩では、尊攘派にかわって俗論派といわれる上層部が実権を握り、禁門の変の責任者として家老3人を切腹させ、幕府に恭順・謝罪の態度を示した

「詳説日本史研究」p325
これくらいで良いでごわすか?
それでいい。

私は総督だから、全権は私にある。

ちょっと待て!

賠償金、こっちが払わされてるだろうがーっ!!